注目!2015菊花賞_GⅠ
今週末は京都競馬場で牡馬三冠最終戦の菊花賞が行われますね。
振り返れば、皐月賞を目指した重賞戦線は、強いと思われていた馬がことごとく裏切り、1番人気が勝ったのは牝馬ルージュバックが勝ったきさらぎ賞だけ。大混戦模様で突入した牡馬クラシックでしたが、ふたを開けてみれば覚醒とも思える途轍もない破壊力で二冠を獲ったドゥラメンテの強さだけが印象に残った。
しかし、二冠を制した末脚は皮肉にも諸刃の豪脚となって長期離脱を余儀なくされた。秋を迎えてキタサンブラックがセントライト記念を、神戸新聞杯は夏を境に台頭してきたリアファルが逃げて後続を完封して強さをみせたが、2着はステップレースで臨んだリアルスティールがしっかり格好を付けていて、さほど目新しさは感じない。
この時期の3歳馬は人間でいえば多感な思春期。運動能力・精神面ともに飛躍的に変化してくる時期だからこそ、この舞台で大成してくる馬は強い。マヤノトップガンやマンハッタンカフェ、ヒシミラクルもエピファネイアも菊花賞を制して大きく飛躍した。
今年もなかなかレベルの高い馬が揃いましたね。
どの馬が名馬への扉を開くのか凄く楽しみです。
さて、日曜日はWIN5対象のレースをUPしています。
10月25日_予想
注目の菊花賞。
本命はリアルスティール。ここまでの戦績から世代トップクラスであることは言うまでもなく、ここ数戦の惜敗にしても全てが敗れて強しの内容。皐月賞では完全に1頭抜けだしたところをドゥラメンテに差され、ダービーでは後方待機策が裏目に出て届かなかったが、それでもしっかり差を詰めてきた4着。前走の神戸新聞杯でも逃げ馬に届かなかったが末はしっかりしている。叩き台や軽い怪我明けだったことを考えれば無理する必要も無く、勝ち馬以外は置き去りにしていることからも力が違うのは明らか。
外から豪快に追い込んだドゥラメンテを内から捻じ伏せた共同通信杯。とんでもない強さを観たような感じが鮮明に記憶にある。
2冠馬をライバルと言っていい馬はリアルスティールだけではないだろうか?
福永騎手にはエピファネイアで勝利した時のような積極的な騎乗を切に願う。
対抗はリアファル。
前走時にも記事にしたが、突然の路線変更でこのパフォーマンス。しかもまだ底を見せていない雰囲気もあり末恐ろしい。
ポテンシャルという面ではメンバー中1番ではないか。ただ、どうしても脚質的に目標にされるだろうし、逃げ馬はセイウンスカイを最後に勝っていないというのも気になる。たしかに超強力な逃げ馬は少ないが、コスモバルクやリーチザクラウンなどは当時ノーチャンスでは無かったわけだが、的にされ最後は余力を無くしたレースを観ると楽ではない。
ただ、能力が全く違っていたということはリアファルに関しては有り得る。
他にも気になる馬が多数…
先述したように、前哨戦の結果は春時点と大きく違わないと印象を持ったので、春時点の競馬を振り返り、当時有力視されていた馬も紐に加えて勝負してみたいと思っています。
それでは、皆さんにとって最高の菊花賞になることを願っています。
また見に来てくださいね

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